ギリシャ融資延長申請、来週までに債権者と合意可能=欧州委員

2015年2月20日(金)16時58分

[ベルリン 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)のエッティンガー欧州委員は20日、ギリシャの融資延長申請をめぐり、債権者側と来週までに合意できるはずとの見解を示した。ただ、ユーロ圏諸国の政府首脳は来週再び会談する必要があるかもしれないと指摘した。

ドイツ出身の同委員はドイツのラジオ局DLFに対し、「われわれはギリシャがユーロ圏に残留できるよう取り組んでいる」と表明。「これに基づけば、今後8日間で合意することは依然として可能だと考えている。場合によっては、政府首脳の会談も必要だ」と述べた。

20日にはユーロ圏財務相会合(ユーログループ)がこの問題を話し合う予定。

ドイツはギリシャの融資延長申請について、金融支援プログラムの条件を満たさないため「抜本的な解決策」にはならないと批判している。

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