東京マーケット・サマリー・最終(19日)
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 118.69/71 1.1408/12 135.41/45
NY午後5時 118.78/80 1.1396/98 135.36/40
午後5時のドル/円
<株式市場>
日経平均 18264.79円(65.62円高)
18237.35円─18322.50円
東証出来高 26億5354万株
東証売買代金 2兆5648億円
東京株式市場で日経平均は反発。終値で第1次安倍政権時の最高値となる1万8261円98銭を上回り、2000年5月以来、14年9カ月ぶりの高値水準を回復した。銀行株を中心に内需株への物色が指数を押し上げた。もっとも、やや強含みで推移した円相場や短期的な過熱感などが重しとなり、利益確定売りに上値は押さえられた。
東証1部騰落数は、値上がり1351銘柄に対し、値下がりが420銘柄、変わらずが91銘柄だった。
<短期金融市場> 18時07分現在
無担保コール翌日物金利 0.082%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り 0.005%(+0.001)
0.005 ─ 0.005%
ユーロ円3カ月金利先物(15年12月限) 99.850(変わらず)
安値─高値 99.850─99.855
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.082%になった。
前日の水準(0.077%)を上回った。地銀、信託、証券が0.072─0.074%付近、大手行が0.07%付近で調達した。試し取りの取引額が前日に比べて多かった分、加重平均レートを押し上げる可能性がある。ユーロ円3カ月金利先物は小幅高。
財務省が実施した新発3カ月物国庫短期証券(TB)の入札結果で、最高落札利回りは0.0060%と前回(0.0020%)に比べて上昇し、2014年11月13日以来の高水準となった。需給の緩みが意識されて落札利回りは上昇したが、20日にも予想される日銀買い入れへの期待もあり、利回り上昇は限られた。
レポ(現金担保付債券貸借取引)GCレートは小幅上昇。日本証券業協会が公表した「東京レポ・レート」で、GC翌日物レートが0.086%と前日(0.056%)を上回った。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・15年3月限(大証) 147.26(+0.24)
安値─高値 147.03─147.33
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.390%(─0.020)
安値─高値 0.410─0.385%
国債先物中心限月3月限は前日比24銭高の147円26銭と反発して引けた。前日の海外市場で、1月米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的内容だったことから利上げ観測が後退。米債が買われた流れを受けて買いが先行した。午後に入ると、上げ幅を拡大。流動性供給入札(対象:残存5年超15.5年未満)が順調な結果となったことで買い安心感が広がった。
現物市場は超長期ゾーンを中心に利回りが低下。超長期ゾーンは生保などの実需が観測されたほか、20日に予想される日銀買い入れをにらんだ業者の持ち高調整に伴う買いが入った。30年超長期国債利回りは一時同6bp低い1.410%、20年超長期国債利回りは一時同3.5bp低い1.190%、10年最長期国債利回り(長期金利)は一時0.385に低下した。
<スワップ市場>
スワップ金利(17時03分現在の気配)
2年物 0.19%─0.09%
3年物 0.21%─0.11%
4年物 0.24%─0.14%
5年物 0.29%─0.19%
7年物 0.41%─0.31%
10年物 0.61%─0.51%
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