ギリシャ政府、資本規制は検討せず＝報道官

［フランクフルト　１９日　ロイター］ - ギリシャ政府の報道官は１９日、銀行預金の流出を食い止めるために資本規制を導入することは検討していないと述べた。報道官はロイターに対し、欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１８日にギリシャの銀行に対する緊急流動性支援（ＥＬＡ）の延長を承認したばかりだと指摘。

双方に有益となる合意に近づいている現在、「（資本規制の）シナリオは現実味を帯びていない」と述べた。

独フランクフルター・アルゲマイネ紙はこれより先、中銀筋の話として、ＥＣＢはギリシャが預金流出を食い止めるため資本規制を導入することが好ましいと考えている、と伝えた。

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