JPモルガン、トレーディング事業の縮小を検討=ブルームバーグ

2015年2月19日(木)02時26分

[18日 ロイター] - 米JPモルガン・チェースは、一部のトレーディング事業の縮小を検討している。連邦準備理事会(FRB)の新たな規制案によって、利益率が低下すると見込まれるいることが理由。ブルームバーグが伝えた。

法人・投資銀行部門のダニエル・ピント最高経営責任者(CEO)はブルームバーグとのインタビューで、金利トレーディングやプライムブローカレッジ、「デルタ・ワン」と呼ばれる株式デスクなど、資本集約的な部門の規模を見直していると述べた。

ただ、必ずしも特定の事業からの撤退や大幅な人員削減を検討しているわけではないとした。報道によると、ピント氏は、今月24日の投資家イベントで検討内容について話し合うとみられる。

FRBは昨年12月、国内大手銀8行に対して、自己資本の上乗せを義務付ける規制案を発表している。

JPモルガンのコメントは得られていない。

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