LIXILがCBで1200億円調達、200億円上限の自己株も取得へ

2015年2月16日(月)17時07分

[東京 16日 ロイター] - LIXILグループは16日、転換社債型新株予約権付社債(CB)を総額1200億円発行し、過去に買収した独水栓メーカー、グローエの借入れ返済などに充当すると発表した。同時に約200億円を上限とする自己株取得を実施することも決議した。

LIXILは、2020年を満期とするユーロ円CB発行などで調達する1200億円のうち、約1000億円をグループのファイナンス子会社への融資資金に充当し、15年4月以降に同社の連結子会社となる予定のグローエのノンリコースローンの返済に充てる予定。

共同ブックランナーは野村とドイツ銀行。

一方、この日決議した自己株取得の取得期間は17日から3月31日まで。

(江本恵美)

  • 1/1

今、あなたにオススメ

今、あなたにオススメ