ドルが対円で続落、弱い指標と持ち高調整で=NY外為市場

2015年2月14日(土)08時24分

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 13日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対円で続落した。前日に続きこの日発表された米経済指標もさえない内容となり、連休を控え、ドルの買い持ち高を調整する動きが続いた。

2月のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は93.6と、11年ぶりの高い水準を記録した1月の確報値から予想外に低下した。

午後終盤の取引で、ドル/円は0.3%安の118.75円。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数は94.151とほぼ変わらず。

ユーロ/ドルはほぼ横ばいの1.1397ドル。予想を大きく上回る独国内総生産(GDP)統計が支援した。週間では3週連続の値上がり。

スコシア銀行の首席通貨ストラテジスト、カミーラ・サットン氏は「ドル強気派の最大のリスクは、景気見通しの変化だ。コンセンサス予想に加え、きょうの欧州のGDP統計を考慮すると、そのリスクは増大している可能性がある」と指摘した。

市場は来週公表される1月分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目している。

ドル/円    終値   118.72/79

始値   119.02/03

前営業日終値   119.04/07

ユーロ/ドル  終値   1.1387/92

始値   1.1390/91

前営業日終値   1.1401/06

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