独コメルツ銀の第4四半期利益は予想上回る、貸倒引当金を削減

2015年2月12日(木)16時07分

[フランクフルト 12日 ロイター] - 独コメルツ銀行が発表した第4・四半期決算は、純利益が7700万ユーロと、前年同期比で増加し、市場予想を上回った。貸倒引当金を削減したことで、収入の減少を補った。

ロイターがまとめたアナリスト予想平均は5850万ユーロだった。

貸倒引当金計上前の収入は21億8500万ユーロだった。

中核的自己資本比率である普通株式等Tier1(CET1)比率は2014年末に9.5%と、2013年末の9.0%から改善した。

マーティン・ブレッシング最高経営責任者(CEO)は2015年は営業経費を安定的に維持すると表明。事業環境は依然として厳しくなるだろうとの見方を示した。

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