米ボーイングが航空・宇宙部門を再編、開発案件の監督強化

2015年2月12日(木)10時30分

[ワシントン 11日 ロイター] - 米航空機・防衛大手のボーイングは11日、防衛・宇宙部門の再編を明らかにした。次世代型空中給油・輸送機「KC─46A」などの開発スケジュールの管理を強化するほか、コスト削減を目指すという。

防衛・宇宙・安全保障(BDS)部門のチャドウィック社長兼最高経営責任者(CEO)は声明のなかで、主要な6つの開発プログラムを監督する新組織「BDSディベロップメント」を創設することを発表。新組織は「開発プログラムのコスト削減に向けた手段だ」と説明した。

ボーイングによると、防衛部門でグローバル・サービス&サポートチームを率いるジム・オニール氏が、新たな組織のトップに就任する。

ボーイングは2017年8月に「KC─46A」18機を米空軍に納入する予定だが、技術的な問題などにより達成は厳しいとされている。

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