米民主党の有力議員、FRB監査法案への反対表明

2015年2月12日(木)09時13分

[ワシントン 11日 ロイター] - 米上院銀行委員会の民主党有力議員は、議会に提出されている米連邦準備理事会(FRB)に対する監査強化を盛り込んだ法案への反対を表明した。

米下院は昨年、FRBの監査強化法案を可決。2016年大統領選挙への出馬が取りざたされているランド・ポール上院議員(共和党)は今年に入り、FRBの監査強化法案を再度提出した。

民主党のシェロッド・ブラウン上院議員(オハイオ州)、ジャック・リード上院議員(ロードアイランド州)、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)はそれぞれ、監査法案に反対すると表明した。

FRB当局者は、監査法案はFRBの独立性を脅かし政策決定に影響を与える、と批判している。

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