ペプシコ利益予想上回る、自社株買いの方針

［１１日　ロイター］ - 米飲料・食品大手ペプシコが発表した第４・四半期（昨年１２月２７日まで）決算は、利益が予想を上回った。スナック菓子部門の売り上げが伸びた。

同社は、２０１８年までに最大１２０億ドル相当の自社株買いを行う方針も示した。

また、１株当たりの年間配当額を７．３％増やして２．８１ドルとし、今年は配当や自社株買いで８５億━９０億ドルを株主に還元するとの見通しを示した。

純売上高は約１％減の１９９億５０００万ドル。主にドル高が響いた。

自社帰属の純利益は１３億１０００万ドル（１株当たり０．８７ドル）で、１７億４０００万ドル（同１．１２ドル）から減った。

諸項目を除いた１株利益は１．１２ドルだった。

トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想は、１株利益が１．０８ドル、売上高は１９６億６０００万ドルを見込んでいた。