ギリシャ支援の変更、既存合意と整合必要=ユーロ圏財務相会合議長

2015年2月12日(木)01時02分

[アムステルダム 11日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は11日、ギリシャの支援プログラムに関して、いかなる変更も国際債権団との既存合意に準じる必要があるとの見解を示した。

この日ブリュッセルで開催される臨時ユーロ圏財務相会合に向かう前に、オランダ議会で演説した。

デイセルブルム議長は「合意は合意だ。つまり措置の変更は、そのプログラムの範囲内においてのみ可能となる」と指摘。

「われわれは問題を解決するとの共通の野心を抱いており、可能だと思う」としながらも、いかなる変更も欧州委員会、欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)の3者で構成する「トロイカ」が審査、検討した上で、承認する必要があるとの認識を示した。

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