ギリシャ問題銀行対応、年内は自国の責任=ドイツ

2015年2月12日(木)00時14分

[ボン(ドイツ) 11日 ロイター] - ドイツ連邦金融サービス監督庁(BaFin)のケーニヒ長官は11日、ギリシャは国内の問題銀行の破綻処理について年内は責任があり、欧州の他の破綻処理基金の支援を仰ぐことはできないとの見解を示した。

ケーニヒ氏は欧州連合(EU)の銀行同盟の柱の1つである単一破綻処理メカニズム(SRM)下の新組織である破綻処理委員会の責任者に3月1日に就任する予定。来年1月1日までの業務開始を目指している。

同氏は記者団に対し、「12月31日まではギリシャの破綻処理当局に責任がある」と指摘した。

ギリシャの大手4行は欧州中央銀行(ECB)の監督下にあるが、その他の銀行は同国の監督当局の管轄となっている。

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