21世紀にも受け継がれる日本軍の「目的の決められない組織」 2012年6月8日(金)13時38分 池田信夫 日本軍の作戦を分析した『失敗の本質』が、単行本の発刊から30年近くたってベストセラーになっている。アマゾンでは、6月8日現在で50位で、その入門書も売れている。出版社によると、急に売れ始めたのは震災のあとで、私の書評がきっかけだという。民主党政権のあまりにもお粗末な危機管理が、日本軍の失敗を連想させたのだろう。 本文を読む
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