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感染第2波

東京都、11日の新型コロナウイルス新規感染188人 緊急事態宣言解除後の累計1万1000人突破

2020年8月11日(火)21時50分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

11日、東京都では新たに188人の新型コロナウイルス陽性者が確認された。写真は8月3日、都内で。REUTERS/Kim Kyung-Hoon

11日、都内で新たに188人の新型コロナウイルス陽性者が確認された。NHKなど国内メディアが報じた。

陽性者が200人を下回るのは2日連続。100人を超えるのはこれで33日連続となる。

この日確認された陽性者のうち、20代と30代は合わせて108人で約57%、40代と50代は合わせて41人で約22%を占めているという。また、感染経路が不明な人は117人で全体の62%にのぼっている。

これで都内で確認された陽性者の合計は16252人と1万6000人を突破。このうち7月10日以降に確認された陽性者が全体の半数を占め、感染拡大がここにきて進んでいることを示している。

東京都では4月17日に206人の感染確認をピークに、徐々に新規陽性者が減り続け、5月23日には新規陽性者が2人まで減少。感染拡大の抑え込みに成功したかに見えたが、その後、新規陽性者が増加。7月に入り連日100人以上の感染が確認されている。緊急事態宣言が解除された5月25日以降の累計では11105人となり、1万1000人を突破している。

小池知事「今年は都外への帰省や旅行は控えて」

こうした状況を受けて小池都知事は今年のお盆休みについて「お盆そして夏休み期間で旅行や帰省のシーズンで、例年なら家族や親族で一緒に過ごす機会が多いが、この夏は都外への旅行・帰省についてはお控えいただき、離れて暮らす家族や親族とは電話やオンラインなどを通じて話をしていただきたい。今年の夏はコロナに打ち勝つそのことが最優先となる夏。1日でも早く安全安心の生活を取り戻してまいりましょう」と語って、帰省や旅行を控えるよう都民へ協力を呼びかけている。


東京都・新型コロナウイルス陽性患者数


  

東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計

  

PCR検査等の結果

 

入院患者数

 

感染者の現在の状況

*チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない
*「重症」は、集中治療室(ICU)等での管理又は人工呼吸器管理が必要な患者数を計上
*退院者数の把握には一定の期間を要しており、確認次第数値を更新している
 


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