最新記事
中東イラク軍、シーア派民兵も動員しモスル西部奪還作戦を準備
2017年1月24日(火)16時53分
1月24日、イラク軍は、過激派組織「イスラム国」(IS)が支配するモスル西部の奪還作戦の準備を開始した。写真は破壊された家の前で電話をする男性の様子。モスルで23日撮影(2017年 ロイター/Muhammad Hamed)
イラク軍は、過激派組織「イスラム国」(IS)が支配するモスル西部の奪還作戦の準備を開始した。作戦司令官のアブドル・アミール・ラシード・ヤラルラ中将が語った。
イスラム教シーア派民兵組織「人民動員隊」は、イラク北部モスルを東西に分けるチグリス川の西岸地区の「奪還に向けた作戦を支援するため、2、3日以内に作戦を開始する準備をしている」と、現地のモスリヤテレビは24日、司令官の発言を伝えた。
人民動員隊は、対IS作戦に参加するために2014年に結成され、昨年、公式にイラク軍の一部となった。
イラク当局は23日、100日近い戦闘の後、モスル東部をISから奪還したと発表した。
[バグダッド 24日 ロイター]
Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
今、あなたにオススメ
WorldVoice
PICK UP
新着