最新記事

ワールド

人権

ロシア刑務所改革、囚人には悪夢?

Closing the Gulags

2010年02月15日(月)12時29分
アンナ・ネムツォーワ(モスクワ支局)

Bookmark:

  • はてなブックマークに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurlに登録
  • Yahoo!ブックマークに登録

印刷

[2010年2月17日号掲載]

 環境の劣悪さで名高いロシアの監獄が変わりそうだ。昨年、政府を告発して拘束された弁護士が必要な医療処置を受けられず獄死し、国民が激怒。これに対してメドベージェフ大統領が先月、刑務所や拘置所の大幅な見直しを発表した。

 ロシアの受刑率は世界第2位で(現在の収監者は約90万人)、環境もスターリン時代とほとんど変わらない。だが改革により軽犯罪者には自宅監禁か保釈金での釈放が適用され、再犯者と収監場所も分けられる。また、老朽化した755の刑務所も閉鎖される。

 だが収監者の約半数は以前より劣悪な状況に置かれるだろう。地方刑務所の閉鎖で、40万人の再犯者が既に満員の都市部刑務所に移される。生活は大部屋から4人用監房になり、彼らの多くは労働や勉学、配偶者の訪問を受ける権利を失う。誰かにとっての改革は、誰かにとっての悪夢になりそうだ。

Bookmark:

  • はてなブックマークに登録
  • livedoorクリップに登録
  • Buzzurlに登録
  • Yahoo!ブックマークに登録
ページトップへ

AD SPACE

Photo

人民が懐旧する紅色の理想郷

2010.07.27 : 中国の経済成長に関する報道を目にしない日はない。資本主義が資源…

Picture Power
詳しく見る

MAGAZINE

世界に広がるエコ疲れ

2010-8・ 4号(7/28発売)

「環境に優しい政治」は無駄だらけの金食い虫──効果もプロセスも不透明な温暖化政策に、各国の政府や世論が背を向け始めた

  • 最新号の目次
  • 予約購読お申し込み
  • デジタル版

特集

特集一覧

WEEKLY RANKING

  • 最新記事
  • コラム&ブログ
  • 最新ニュース

STORIES ARCHIVE-World Affairs

  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年12月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2009年9月
  • 2009年8月
  • 2009年7月
  • 2009年6月
  • 2009年5月
  • 2009年4月