レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい
戦場フォトジャーナリストのリアルライフ
スーダン、モスクワ騒乱、チェチェン紛争。私はもう、それらすべてに疲れ果てていた。普通の生活が欲しかった。美しい妻、素敵な小さい家、2人の赤ん坊---。 …
情熱の国を二分する闘牛論争
スペインの闘牛シーズンは毎年3月中旬、バレンシアの火祭りから始まる。 しかし今年はそれよりも少し早く、闘牛場の外で熱い論戦が始まった。独自の文化…
巨匠が残した白黒の遺産
公民権運動が大きなうねりを見せていた1958年9月3日、アラバマ州モンゴメリー。マーチン・ルーサー・キング牧師が白人警官に連行されようという現場に、たまたま居合…
破壊され尽くした街 復興への遠い希望
ハイチのルネ・プレバル大統領は2月末、1月12日の大地震による死者は30万人に達する可能性もあると発表した。既に発見された遺体だけでも20万人以上。04年末のイン…
最後の聖地から消える白煙と汽笛
雪で覆われた土地の至る所から白煙が上がる。世界の最果てにいるかのような錯覚に陥る。 2009年2月と6月に、北京から満州横断鉄道に乗ってロシア国…
アフガニスタンの未来を食いつぶす巣窟の闇
荒廃した建物は暗い洞窟のようで、多くが紫の煙に包まれていた。 アフガニスタンの首都カブール西部にある旧ロシア文化会館は90年代の内戦時に破壊され…
命を奪うことで誇示する豊かさ
レイヨウなどの草食動物のすぐ隣では、ライオンやヒョウが牙をむき出しにして並んでいる。だが怯える必要などない。彼らは皆、既に殺されてしまっているのだから。 …
空から捉えた9.11テロの残像
崩れ落ちる高層ビル、飛び散る破片、破裂した小麦粉袋のように広がる雲煙----それがどんな様子だったのか、繰り返しテレビで流された映像で誰もが知っているはずだった。…
沖縄米軍基地の写されざる日常
迷走が続く普天間問題で、再び注目を浴びている在日米軍。鳩山政権が発足して以来、沖縄の住民は駐留米軍の規模が縮小される期待に賭けてきた。沖縄本島には現在、37の米軍施…
薬が効かない「超多剤耐性」結核の脅威
世界保健機関(WHO)は3月18日、薬による治療が困難な「多剤耐性」(MDR)結核の感染者は08年で年間44万人、その約半数はインドと中国で発生しておりMDR結核…

