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米国務長官、対イスラエル武器供給制限の解除を確約=ネタニヤフ氏

2024年06月19日(水)02時03分

イスラエルのネタニヤフ首相(写真)は18日、先週中東を歴訪したブリンケン米国務長官と会談した際、イスラエルに対する武器供給制限の解除に取り組むと確約したと述べた。2013年3月撮影(2024年 ロイター/Gali Tibbon)

[エルサレム 18日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は18日、先週中東を歴訪したブリンケン米国務長官と会談した際、イスラエルに対する武器供給制限の解除に取り組むと確約したと述べた。

ネタニヤフ首相はブリンケン長官との会談について、イスラエルに対する米国の支援に謝意を示すと同時に、米国が過去数カ月間イスラエルへの武器や弾薬の供給を控えていることは理解できないとも伝えたと明らかにした。

ネタニヤフ氏によると、ブリンケン長官はこれに対し、バイデン政権は供給を巡る障害を取り除くために精力的に取り組んでいると答えたという。

その上で「手段が与えられれば、為すべきことを早期に成し遂げられる」とし、武器供給を巡る障害が取り除かれることを望むと語った。

バイデン米大統領は先月、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ南部のラファに本格侵攻すれば、イスラエルに対する武器供給を停止すると警告している。

ロイター
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