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正午のドルは108円前半、ジョンソン英新首相の演説を見定め

2019年07月24日(水)12時13分

[東京 24日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点(108.21/24円)に比べ、わずかにドル安/円高の108.17/19円。

ドルは仲値公示にかけて108.12円まで下落したあと、日本や中国の株価と米長期金利を見ながら108円前半で一進一退となった。

英ポンドは134円半ばで弱含み。対ドルでは1.24ドル前半を保っている。

前日、英与党・保守党の党首選で勝利したEU離脱強硬派のボリス・ジョンソン氏はきょう首相就任演説を行う予定。

「ジョンソン氏は(合意なき離脱反対派との)対立の構図を利用しつつ足場を固める政治スタイルとなりそうだ。ある意味、トランプ大統領と似たスタイルだ」(FX会社)。

ジョンソン氏の就任演説で合意なき離脱の可能性が強調されれば、「英ポンドは当初はそれなりの反応を示すだろう。ただ、英ポンドの最近の値動きから予想して、いきなり大幅安になることはないだろう」(同)との意見が出ていた。

欧州中央銀行(ECB)の理事会を明日に控えたユーロは軟調気味。ユーロ/ドルは約2カ月ぶり安値圏の1.11ドル前半、ユーロ/円は前日つけた1月3日以来の安値120.49円を若干上回る水準での値動きとなった。

ロイター
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